続:意外と簡単だったDWE絵本のG-Talk化(Mac版)
憧れだったDW絵本のG-Talk化。
最初にSing Along!の絵本のG-Talk化に成功したのですが
やはりやりたいのはDWE Bookの「読み聞かせ」です。
そこで、欠かせないのがG-Talkの編集作業。
今回は、1ページずつに音声を対応させるための「音声編集」を紹介します。
なぜ音声編集が必要なの?
DWEの読み聞かせのCDは
Story and SongsやSing Aling!のSporken Versionなどがあります。
その音声を、SIng Along!のG-Talk化と同じ作業をすれば良いのでは?
確かに、それも方法の一つですし、それなら簡単に以前紹介した編集方法
この方法で簡単に編集作業を終えることができます。
でも、その方法だと1トラック(1曲)が数ページに渡ったり
1トラックが長くて子どもが最後まで聞けないなどの問題が出てきます。
それに、1ページずつ音声が対応していた方がタッチする楽しみがあるので
子ども遊び感覚で絵本とG-Talkにふれやすくなると思います。
そのための親がしてあげられる「ほんの一手間」がこの音声編集の作業かな…
と思いながら重い腰を上げ、頑張ってみました。
必須アイテムは「Wave Pad」(無料ソフト)
さて、やろう!と決心した音声編集。必要なのが「Wave Pad」という無料ソフト。
有料版だともう少し簡単に作業ができるらしいのですが
私は無料版でもそれほど煩わしさを感じず作業をすることができました。
音声編集を始めてみよう
子どもが寝ている間に音声編集作業をしていましたがいつ中断するかわからない。
作業を再開した時にどこまでやったのかわかりやすくするために
新しいフォルダを作りながら音声編集をすることにしました。
音声編集用の新しいフォルダを作成
DWE絵本には「Story」の部分しか必要がないと思ったので
オリジナルのフォルダから「Story」の部分を選択して新しいフォルダにコピペ。
私はBookごとに新しいファイルを作成しました。
WavePadを立ち上げて音声編集したい曲を選択する
いよいよ本格的な音声編集作業が始まります。
新しく作ったフォルダから曲を選択します。
すると、どこかで見たことがあるような(ないような?)音声編集の画面になります。
そして1.再生して音楽を確認。2.必要のない部分をドラッグで選択。3.削除
という作業の繰り返しになります。
必要な部分だけ残したら「保存」していきます。
G-TalkのMiniSDに直接保存していく方法もあるようで
フォルダとシールの番号を正確に入力していけばそこで音声編集も終了できそうです。
でも私の場合
・いつ音声編集が中断するかわからない。
・どこまで音声編集したか正確に覚えていられる自信がない。
・自分の音声編集作業の正確性に自信がないので
フォルダの検索などをしやすい状態にしておきたい。
と思っていたので新しいフォルダに、新しい名前で保存する方法を選びました。
ちょっと手間がかかりますが、この方法なら無料版ではできないとされる
「名前をつけて保存」ができます。
他には、実際にシールを貼る際に間違いを発見した時に修正しやすかったです。
音声編集したファイルの保存方法
必要な音声を切り取ることができたら、Command+Dを押します。
すると、編集した音声のコピーバージョンが作られます。
そこでcommand + Sにすると保存の画面が出てきます。
すると…
このような画面になるので、Save asの部分で名前を変更してしまいます。
この時にシールの番号が分かっていれば
「DS〜」のシール番号にしてしまうと作業時間短縮になります。
ここでも私は超慎重に作業を進めるために、Bookナンバーとページ数で保存しました。
この際に、ファイルの場所を間違えないように注意してください。
間違えると、あとでデータを探した時にすぐに見つからなくなる場合があります。
そのあとに、こんな画面が出てきますが、何もいじらずでOK。
次のこの画面はDon't Saveで終了。
上書き保存しないことで、オリジナルの音声を残すことができます。
保存まで終わっってしまえば
1.音声を聞く
2.必要のない部分をドラッグして選択、削除
3.コピーして保存
をひたすら繰り返していくだけです。
文章にするとなんだかよくわかりませんが、やってみると意外と簡単です。
データをPCからG-TalkのSDカードにコピペ
超慎重に作業を進めた私は
・各Bookごとのファイルをデスクトップに作成
・音声編集して保存する時もいきなりシールの名前にせずに
Book,ページ数の名前で保存。
・1つのBookのフォルダか完成してからシールに対応した名前に変更。
(方法はSing Along!の時と同じ。)
名前を変えたい10曲を選び、画面左上のファイルから名前を変更
カスタムフォーマットをシールに合わせて、DS〜と開始番号を0で入力して名前変更。
最後に、G-Talkを接続してファイルをコピペ・。
PC作業に慣れている人、得意な人からしたら
面倒で遠回りな音声編集作業だったかもしれませんが、私にとってはベストでした。
音声編集より頭を悩ませたこと
音声編集自体は単純作業なので、慣れてしまえば指も勝手に動いていきます。
でも、音声編集より大変だったのは「どう編集するか?」ということでした。
単純に1ページずつに編集することも可能なのですが
絵本を開きながら音声を聞いていると、1ページが長すぎるからもっと分割したいな。
ここはもう少し編集したいな。などと考えるようになりました。
「G-Talk化することで、どんな絵本が作りたいか。」
音声編集をしながらイメージを膨らませるのもこの作業の醍醐味かな…と思います。
音声編集のちょっとしたコツや
頑張って編集したBook9のJuglar's Jigや、Book11のWhoTook the Peanutsの紹介など
また別記事で紹介したいと思います。