自分語でおうち英語 with DWE

「英語ができる」は当たり前になる!と考え、英語教育をしています。YouTubeの動画、中古DWEから始まり、現在はDWEの正規購入。DWEの教材研究や、英語教育について書いていきます。

言語発達遅延と英語教育。どんな状況でも、マイペースが一番:2019

DWE正規購入をしてもうすぐ2年が経とうとしています。

去年の今頃は、保育所で息子の発達について指摘され、保健師さんに相談をし

発達テストを受ける段取りを取っていた頃です。

 

当時は息子の発語も少なく、そのせいかお友達を叩いてしまう。

保育所に行けば、「今日も叩いた。」との声の多さにへこみました。

 

英語教育を保育士さんや保健師さんに指摘されることはありませんでしたが

日本語が遅いのは自分のせいなんだろうか?と思ったことも事実です。

 

さらに、それまでの自分の育児を否定されたような気がして

前向きに頑張らなければと思いながらもツライ時期でした。

 

mikimini.hatenadiary.com

 

その後テストの結果、全体的に他の子と比べると1年ほど差があるようで

地域の療育センターに通うことになりました。

 

最初は「療育」と聞くと言葉は悪いですが

「みんなと同じようにできるようになるための施設」

だと思っていました。

 ですので、最初は何を怒られるのだろう、何を言われるのだろうとビクビク。

 

私は海外で生活していた経験から、幼い頃から数カ国語を聞くことが悪いとは思えず

必ず将来役に立つと信じて始めた英語教育ですので、自信を持ってやっていました。

でも、発語が遅いと指摘され、療育に通うようになってから

いつ英語について言われてしまうのだろうとものすごく構えて過ごしていました。

 

 

数週間療育に通い続ける中、息子が「Green」「Yellow」「Red」「Apple」など

英単語が出るたびに「すごーい。英語なんだー。」と言われるようになりました。

そして、不安とは反対に英語教育自体を責められることはありませんでした。

 

かなり構えていたので正直拍子抜けしましたが、私が住む地域は外国人が多く

町民の1割が外国人登録者で、幼稚園、保育園、学校でも必ずハーフの子がいて

買い物をしていても英語と日本語で話す子供を見ても珍しくない。

そんな地域に住んでいるので英語に対する考え方が違うのかもしれません。

 

でも、となると、英語教育自体が悪かったわけではないんだと自信が戻ってきました。

そして、見直すべきは私の息子への接し方なのだと思えるようになりました。

 

小児科の先生にも指摘されていたのですが「先回りしてやりすぎ。」だそうで

最初はどうしても納得していませんでした。

 

でも冷静に振り返ると、誰かが息子に話しかけた時、私が真っ先に答えていたのです。

息子は言葉が話せないし、代弁して答えているつもりでしたが

それが息子の言葉を発する機会を奪っていたかもしれません。

 

さらに、息子を「良い子」に見せようとしすぎて、息子の感情を無視していました。

 

例えば、おもちゃを取られて嫌だった。おもちゃを取られそうになった。

そんな時、明らかに息子が悪くないような時でも

「お友達も使いたいんだって、貸してあげたら?」と相手の子の言葉を代弁。

 

すると息子が言葉にならないイライラを「叩く」という行為でしか表現できない。

そこで私が「お友達を叩いちゃだめでしょ。」と続きます。

その場を収めようと、私は良いママとアピールするかのような言動…。

 

しかし、療育では

「今使っているからダメだよ。」「ちょっと待っててね。」と言っていいんですよ。

そして、その気持ちを認めてあげてください。と

 

正直めちゃくちゃショックでした。

「今まで自分は自分の事しか考えていなかったな。」そう思い反省しました。

 

それから「ちょっと待っててね。」と言えるように促したり代弁したりしました。

そして堂々と「ダメ」と言えるようになった息子はお友達を叩く回数が減りました。

 

さらに、保育園のお友達に「今日も叩かれた。」と言われた時

いつもだったら息子に真っ先に「お友達を叩いちゃダメだよ。」と言っていましたが

「本当は仲良く遊びたいんだけど、叩いてごめんね。」と言うようにしました。

すると息子が叩いてしまったことに反抗してさらに私を叩くということも減りました。

 

もしかすると、この辺りは当たり前にできる人も沢山いるのかもしれませんが

私は全くできていませんでした。反省です。

 

その他に気をつけているのは「恥ずかしい」の言葉。

息子はまだ発達的に幼いことがあり、私にもよく甘えます。

すると街中で見知らぬ人に「大きいのに恥ずかしいね。」と言われます。

でもそこは私は「恥ずかしい」とはおもわず素直に甘えさせちゃいます。

 

もちろん全てを甘えさせるわけではないですけど、そのあたりは状況を見ています。

「みんなと一緒じゃなきゃ恥ずかしい。」は好きな表現ではありません。

むしろ「みんなと全て一緒である必要はない。」と思っています。

とは言っても、ルールが必要な場面もあるからケースバイケースですけどね。

 

もしも、発語が遅くて英語のせいでは?と悩むことがあれば

英語や日々の取り組み方を変えるのも方法の一つかもしれません。

でも発語の出方も個性だとすれば、やはり「英語」だけが悪者ではないと思うのです。

 

これでCAPでもあれば説得力が増すのかもしれませんが、まだ応募を始めたばかり。

そしてまだ1曲どころかセンテンスもまだまだです。

スーパーキッズには程遠い。でもスーパーキッズになる必要もな。

 

WFCでもCAPやSBSは4.5才からと推奨しているし

「結果が出ていない」と思うには早すぎる。

むしろ結果が出るのは10年以上先。焦りは禁物です。

 

マイペースに焦らずに、日々取り組んでいきたいと改めて思います。

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